【サンジェルマン】 や……やめて……ください……ッ!
【ブルーノ】 ふふ……大分、元気になってきたみたいですね……
【ブルーノ】 私が、心をこめて診た甲斐がありましたよ……
ブルーノは、サンジェルマンの口に、指を差し込んで薬を舐めさせた。
【サンジェルマン】 ああ……ッ……うう……
【サンジェルマン】 嫌だ……ッ!!
サンジェルマンは逃げようとして暴れたが鎖で手首を止められて、動けなくなっていた。
【ブルーノ】 嘘でしょう?
【ブルーノ】 それに、動かすなら口でなく、腰でも色っぽく振ってもらえたほうが嬉しいですけど♪
ブルーノは、さらにサンジェルマンの口に流し込む薬の量を増やすと、無理やり飲み込ませた。
【サンジェルマン】 ああ……ッ……ん……ぐ……ッ……
【ブルーノ】 そう……それでいい……♪
【サンジェルマン】 は……ッ……体が熱い……ッ!!
【ブルーノ】 いいですね……♪すべてが、思惑通りですよ……♪
【サンジェルマン】 ああ……ッ……ん……ッ……
ブルーノがサンジェルマンの身体に触れると、サンジェルマンは敏感すぎるほどに反応を返した。
サンジェルマンは、薬のせいか、もう考える気力もないような遠い目をしていた。
ブルーノは、サンジェルマンの耳元で、声をひそめてささやいた。
【ブルーノ】 いいですか……ゲオリクには、こう言うのですよ?
【ブルーノ】 これは、自分が望んでしていることだと♪……貴方は、このブルーノ・グレーニングなのだと……♪
【サンジェルマン】 はい……
【サンジェルマン】 ブルーノ……貴方を愛しています……
【サンジェルマン】 僕は貴方とこうして、身体を交わすことが好きです……
【ブルーノ】 上出来です。僕と僕達のために、他人を全て裏切れますね?
【サンジェルマン】 はい……
コンコン。 その時、研究室の扉をノックする音がした。
【ブルーノ】 さあ、いらっしゃいましたね♪
ブルーノは、扉の方へ、大きな声で叫んだ。
【ゲオリクの声】 ゲオリク・ザベリスクです。グレーニング博士は?
【ブルーノ】 ああ、どうぞ。今、手が離せないので、そのまま入ってきてください♪
ブルーノはそう言うと、サンジェルマンを扱う手に、力を入れた。
【サンジェルマン】 ああ……ッ!!ああっ、はあッ……
【ゲオリク】 え……?
ゲオリクは、目の前の光景を疑った。
サンジェルマンが、金属の鎖に手首を止め、ブルーノに下腹部を愛撫されて、震えているのだ。
【サンジェルマン】 うああ……ッ……ひ……ッ……!!
【ゲオリク】 ……おい。ブルーノ、貴様……何をしている?
【ブルーノ】 仕方ないでしょう。彼のほうから、私を求めてきたんですから♪
※シナリオを一部抜粋しております。
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