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No.215 浸食 NAME : 吹雪 陵 / TIME : 2005/03/13 (Sun) 02:57 / PAINT TIME : 1時間1分52秒
BROWSER : Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)

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IMG_000191.jpg ( 37 KB ) with Shi-cyan applet 風邪なんてひいてる場合では無いですね;
アニマ禁断症状が出そうになりました;;
そこで思わず堪った妄想話を書いてみたり…


約束されていた永久の楽園より追放された兄。
その存在を思えば想う程に闇はゆっくりと。
しかし確実に浸食して行く。
初めは髪を。
次は翼を。
そして最後には…心を。
彼に対する気持ちが何であるのかは良く分からなかった。
否。
神に仕える身としては認めてはいけない感情である事が本当はとっくに分かっていたのだ。
だからこの想いを憎しみにすり替えて貴方に剣を突き立てる日をただひたすらに待ち続ける。
それが互いにとって唯一の救いであると信じながら。
黒く染まった我が身を偽ったままで…


……文脈が無くてすみません;;
ついつい堕天ミカエルを描いてみたくなってしまって;
それでは今年の風邪はしつこい様なので皆様も御注意を…


NAME : 水響   MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/03/13 (Sun) 21:35

こんばんは、吹雪様!
とても奥深いストーリーの堕天ミカエルですね。一点の穢れも許されない大天使という立場はとても重い枷のようなもので、考えてみれば彼も苦しい運命を背負っていますよね。
兄弟間の背徳愛に特別に萌えるというよりも、想うがゆえに我が身を黒く染め、しかし相手のためにそれを隠し通そうとする想いの深さに惹かれました。以前、愛読していた漫画にこれと同じようなストーリーのキャラがいて、その辺りの話にすごく感動したのを思い出しましたです。
一人苦悩するミカエルは、本当はとても孤独な境遇にいることを改めて思い直した次第です。心を殺して天国にとどまるか、想いを遂げて地獄に堕ちるか。重いけれど、非常に印象深い彼のキャラクター性を再確認させてくれた絵でした。
味わいの深い絵と文章を有難うございます。もっとアニマ勉強してきます!;
それでは、支離滅裂文にて恐縮ながら、失礼します。
NAME : 蜜   MSIE 5.0 / Win98
TIME : 2005/03/14 (Mon) 10:51

こんにちは、吹雪様
ミカ!!神をその目(と身体)で誘惑し・・兄の生還を必死に頼む!
な図・・と一瞬で脳内変換してしまいました・・。
本当に申し訳ございません・・。
「私(の身体)を好きにすればいい!!」
なんて・・すみません・・(もう止めます・・)
風邪>もう、お体の調子は宜しいのでしょうか?・・大変です。充分静養なさってくださいませ!
私は昨日まで某声優さんのイベントで東京に言ってましたら(←調教に行ってた・・と打ちました、今・・。終わりだよ、自分)東京は思ったより花粉がああ!!地元に帰ってきてもうズビズバしとります・・。(アニマに何の関係もない)
ミカの堕天>こ・・この美麗絵はミカが黒く染まるってことでしたのですか!!これは驚きの発想です・・。
このルシミカはなんとなくカインとアベルっぽい感じがしました。いや、ミカは死んではいないが・・。
楽園を神の逆鱗に触れ、去って行った兄。兄の咎を思い起す度自らの闇に溶けて行く弟・。その想いが激しければ激しいほど・・自分の身を黒くしてしまう。
・・分っているのだが、この想いさえ封じればいいのだと分かっているのだが・・自分の中に潜む欲望という狂気には抗えない・・
てな、感じでしょうか?(どんな感じだ)
印象派な絵でございました。有難うございました!
(水響様の素晴らしいコメントの下で、この沸きまくりの文は痛すぎる・・。)
NAME : ねこねこ   MSIE 6.0 / WinMe
TIME : 2005/03/15 (Tue) 03:46

はじめまして、吹雪様!
想いが肉体を侵食する・・・おぉぉ。
私達人間にとってより負の感情が遥かに重い意味を持つであろう天使にとっては其れを押さえ続けるのは大変な事なのかもしれませんね。元々ミカエルとルシフェルというのは(一説によると)見分けもつかない程にそっくりな双子だったそうですから、変貌した兄を初めて見た時の彼の心中は如何ほどのものだったのでしょう。戸惑い、衝撃、失意・・・。血と肉と姿さえも分け合った半身が己の手を振り払うなんて、其れは自分に裏切られたに等しい事なのかも。

私は至高なる方を知っている。
私は至高なる命を知っている。
私はミカエル-----<<神の如き者>>。
私は全ての者を愛し、全ての者に神の光を与うる為あえて剣を取ろう。
私はこの楽園を楽園の者達を守る為全てを捧げよう。

嗚呼、しかし私は忘れ得ぬ。
遠き日に聞いた咆哮。
分かち合った鼓動が遥か彼方へと落ちた衝撃。
闇から見た光はただ眩く鮮烈な様に、
一度見た深淵たる闇は光からはあまりに強く。
私を捉えようとする夜。
其れは唯一度見たお前の本当の瞳。


アホなもの書いてすみません。そういえばルシフェルに「痛み」という感覚を教えたのは他でもなくミカエルの剣だったと聞いた事が。それでいくと肉体の痛みを弟が兄に、精神の苦痛を兄が弟に知らしめた事になるのかー・・・深いなぁ。
胸に染み渡るような絵と文を有難う御座いました!これを一時間であげてしまう吹雪様は凄過ぎです!!


NAME : きょーや   MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/03/15 (Tue) 22:21

吹雪様こんばんはーvv
ルシミカーーーーvv
いえ、すみません、興奮してしまいました。
もうルシミカ大好きです。
イラストのミカエルの表情が苦悩に満ちていて見ていて切なくなります。
そしてSS、ミカエル→ルシフェル的な文章がこれもまた切なくてドキドキしますね。
神へ忠誠を誓いながらもルシフェルに対する想いを捨て去ることが出来ずに、狭間で苦悩する様がとてもよく表されていて胸にグッときました。
お風邪をひいていらっしゃるということで、早く元気になってくださいねv
NAME : 吹雪 陵   MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/03/17 (Thu) 20:52

水響様>
奥深いだなんて勿体ない御言葉有難う御座います…!
想うが故に言葉に出来ず、伝えたくてもそれが許されない関係がもどかしくて切ないですよね。
もしや愛読なされていたのは氷の〜でしょうか?
言われてみて思い当たったのがヴィルトとラプンツェルだったのですが……
彼にも幸せになって欲しいものです。

蜜様>
神を誘惑ですか!
「自分の中に潜む欲望という狂気には抗えない」
この一節に悶えてしまいましたv
形振り構わず身を差し出したのに兄は許されず自分も一生囚われの身に…とか再び妄想してしまいます;;
あ、風邪の方ですがどうにか治まった様です。
花粉の季節と言う事で自分もズビズバしておりますが蜜様も御大事に!

ねこねこ様>
どうも初めまして!コメント頂き有難う御座いましたv
素敵なSSまで有難う御座います!
裏切られて初めて自分と兄は別のモノなんだと気付いたり、想いの深さに気付いたのかも……と妄想してしまいました;
互いの痛みを共有出来るのも双子ならではですね。深いです。
体感時間はもっとかかった様な気がしたんですが仕上がってみれば一時間で…色々と精進したいと思います。

きょーや様>
自分はどうにも苦悩する彼が好きらしく…(笑)
神だけを愛そうとすればする程にルシフェルへの想いに捕らわれてしまうミカエルが切なくて好きです。
風邪も治まったのでこれからも気合い入れて妄想に励みたいと思いますv

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